るもーめんと

--- 猫と海外暮らし in KOREA ---

2年半ぶりの日本一時帰国

 

2022年7月。2年以上ぶりに釜山〜大阪の便が復活した。

その情報を見た時、"あ。これでもし緊急で日本に帰らないといけなくなっても仁川まで行かずに直行で帰れるな。少しハードルが下がってよかった"くらいにしか思わなかったくらい、他の人に比べて私は一時帰国欲がそこまで高くなかった。

理由としては、ただの究極なめんどくさがり。出国前の検査や証明書、ましてや初の子連れ帰国。元々重い腰が最上級レベルに重くなる。

 

そんな中、釜山から帰れるとなった途端、私よりも周りがいつ帰るんだいつ帰るんだと騒ぎ始める笑。え?帰った方がいいの?となり始める私。とはいいながらも、現実味をおびてきたらどんどん楽しみになり、買いたいものなどを検索する日々が始まる。

だがしかし、チケットの価格は変動が激しくて、気づいた頃には初めよりかなり値上がりしてしまっていた。そんなことなら復活した瞬間の安かった時にすぐ予約だけでもしておけばよかったと後悔...。

それでも夫は「高くても帰らなきゃ!これからまたいつどうなるかわからないんだから」と言って予約してくれた。ありがたかった。

LCCとは思えない価格で予約することになってしまったが、預け荷物増量キャンペーン中だったし、何より2年半帰れてないわけだから、年に3回帰ってたとしても7回くらい帰れてないことになるしで、そう考えたら安いものだ。と、無理矢理前向きに笑。

 

 

7月末、え?キャンセルした方がいい?と思うくらいのコロナ爆発。でもせっかく色々準備したから予定通り行くことに。初めての子連れフライト。しかも夫なしで私ひとり。緊張して朝からお腹が痛い。

午前中の便だったため、夫の仕事前に送ってもらった。早めに行ったけどカウンターが激混みでチェックインを終えるのに時間がかかった。

普段からそこまで딸바보ではない夫は空港でもそんなに別れを惜しむことなくあっさりとバイバイし、私達は出国した。

 

機内で授乳中にチラリと見える娘のちぎりパン笑

座席は通路側にしてもらった。隣の席は空いていたため、荷物や抱っこ紐を置かせてもらい快適に過ごせた。

普段おしゃぶりをあまりしない娘も、離陸の時はおしゃぶりを嫌がらずつけてくれて一安心。

チェックインの長蛇の列に並んでる間、娘はずっと爆睡だったため、飛行機では寝ないかなぁと思っていたが、席で授乳してみたら即寝。着陸後起きても終始ご機嫌で、とっても優秀なフライトデビューとなった。

 

 

会った瞬間にお互い歩み寄る愛犬と娘(足癖悪笑)

家に到着すると愛犬が走って来てくれて、痩せ細ったその姿に号泣してしまった。そんな私を見て母も涙。感動の涙の再会となった。

今回帰った日程は、愛犬の18歳の誕生日に合わせて帰ったので、直接お祝いできたのも本当によかった。まだまだ元気でいてほしい。

 

 

これで598円とかのスーパーのお寿司

とにかくスーパーのお惣菜コーナーに感動しっぱなしで、もうコスパ高すぎおいしすぎ。今までの一時帰国時であれば、こんなスーパーのお寿司の写真なんて撮らなかったはず笑。それだけ日本に帰ってこれてなかったことを実感。ノンアルビールのクオリティも高すぎ!

今回の一時帰国は、コロナ爆発と猛暑日が重なり、状況としては本当に最悪だった。近所のコンビニに歩いて行くのも暑くて暑くて溶けそうだった。でも今の私にとって日本のコンビニはパラダイス。通いまくってコンビニでいくら使っただろう。怖くて計算できない笑。

徒歩圏内にマクドもあるので、散歩がてら通った。てりやきマックバーガーはやっぱり韓国のプルコギバーガーとは違う。そして、"日本にいる間にたべなきゃ!"と思い、マックグリドルを楽しんだのに、韓国に戻ってきた途端こっちでも発売されて食べられるようになったのには笑った。

 

 

家の近所にある木がウヨンウに出てきた木と同じ榎の木だった

怪我することなく、体調崩すこともなく、みんなから可愛がられて、滞在してる間もすくすく成長した娘。何かあったらどうしようと色々心配していたけど全て杞憂で終わってなにより。

コロナの波がピークの時に帰って来てしまい、予定を全てこなすことはできなかったけど、会いたい人達にも会えたし、行きたいところも行けたし、食べたいものも食べられたし、買いたいものも買えた。

そして何よりも、両親に赤ちゃん時代の娘に会わせられることができて大満足。やっぱり写真や動画、テレビ電話で見るのとは全然違うと言っていた。そらそうだ。私自身も両親の老け具合に驚いたし、会わない間にそれだけ月日がたってたんだなと実感し、どこか少し悲しい気持ちに。まぁ両親は私の老けこみ具合にもびっくりしただろうけど笑。

 

 

とりあえずもう空の色からして全然違うし空気も全然違う

ふとした瞬間、娘と一緒に日本にいることがすっごく不思議な感覚になったりした。そして、"もうこのままずっと日本にいたいなぁ... "となっては、"いや、ふぃるに会いたいから韓国に戻らなきゃ!" となるという日々を過ごした。

次はいつ頃帰れるだろうか。来年春、娘が1歳になった頃にまた帰れたらいいな。
今となっては、本当に帰ってよかった。コロナや天候的にはあまりよくなかったけれど、娘の成長的にいい時期に帰れたと思う。

また帰れるその日まで、この異国の地で頑張って生きていこう。

 

 

 

 

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