るもーめんと

--- 猫と海外暮らし in KOREA ---

一瞬で終わった入院生活

 

出産の記録に続き、今回は入院生活の記録。

自然分娩の場合、私が出産した病院では2泊3日。産後調理院に行くことが前提なのか、日本に比べるとかなり短い。

 

 

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家族分娩室から車椅子で病室に移動し、看護師さんから入院の説明などを受けた。

そしてまだフラフラでトイレに行くのも辛い状態だったため、尿道カテーテルを入れてもらう。慣れないけど、トイレに行かなくていいのはかなり楽。

 

 

入院1日目 12:30 お昼ご飯

出産後初めての食事。超質素だけど、15時間以上何も口にしてなくてかなりの空腹だったので、すごく美味しく感じた。まさに"空腹は最高のスパイス"というやつだ。

 

 

部屋は大部屋を選択。実際ここで出産した人たちのレビューブログを読みまくった結果、全然大部屋でいいんじゃない?むしろ大部屋の方がいいのでは?と思う点がいくつかあり、一旦入ってみて、やっぱり個室がいいと思ったら移ろうという計画。

最初は、産後は疲れてるだろうから個室でゆっくり過ごしたいと思っていたが、調べてみるとなんとその個室のコスパが悪すぎた。1人部屋はレベルがあり1日16〜20万ウォン、2人部屋は7万ウォン、4〜6人部屋は無料。値段に対してのクオリティが低すぎな上に、一緒に泊まる夫は床で寝ないといけないしで、魅力を感じなかった。

一方大部屋は、6人部屋を4人で使用し、真ん中2席を空けてる状態なため、同伴者も隣のベッドで寝られて快適という情報を発見。仕切りのカーテンを開けて、2スペース分使うと、結構広々していて圧迫感ゼロ。

夫とお互いのベッドでゴロゴロしたり、家族と連絡とったり、昼寝したりして過ごした。同じ部屋の人達は幸いマナーのある人達で、たまに家族と電話する声がするくらいで、声も大きくないし、周りに配慮ある感じだった。私達も普通に会話したりしてたけど、時間も少なかったし、出産当日はほとんど寝てたし、大部屋で大正解!浮いたお金でマッサージへの課金するぞ!と意気込む笑。

 

 

入院1日目 17:00 夜ご飯

おかずが出てきて嬉しい!わかめスープ地獄もまだ始まりなのでおいしくいただける時期。夫のご飯も頼んでいて、スープが違うだけで他のメニューは同じだった。

 

 

夜の面会時間。ふらつきと会陰切開の痛みで歩きにくいので行くか迷ったけど、我が子の顔を見るために母は頑張った。カテーテルがつながった尿の袋をさらに袋に入れて隠し、それを持ちながらヨチヨチ歩きで新生児室まで会いに行った。

番号のプレートを見せると前まで連れて来てくれてガラス越しの面会。ベタだけど、うちの子が一番可愛かった。そして一番デカかった笑。さすがビッグベイビー。

 

 

入院1日目 20:00 夜食

わかめスープに牛乳というすごい組み合わせ。牛乳とお粥はあまり好きじゃないので夫の胃袋行き。私はわかめスープと水キムチだけ食べた。

 

 

入院2日目 7:00 朝ご飯

今日も今日とてワカメスープ。そろそろ飽きてきた。でもまだ見ぬ母乳のため!と思いながら無理矢理摂取。夫は病院食がやっぱり合わず、おいしくない!昼からの分はキャンセルする!と言い、ナースステーションに言いに言っていた。

 

 

実は夫の布団を家から持って来ないといけないのに忘れてて、看護師さんの方から貸しますよ~と言って持ってきてくれて夫も快適に過ごせたよう。でもまぁ所詮病院のベッドなのでクッション性はなく固すぎて私も夫も腰が痛かった。2泊でよかったわ。

 

 

着圧式マッサージャーがベッドに設置されていて、いつでも使い放題なのだが、圧が弱くて少し物足りなかった。というのも実は日本からパナソニックのものを持って来ており、妊娠前は普段から家で使ってたので、どうしてもそれと比較しちゃう。

そして、出産後はかなりの浮腫みを覚悟していたが、いつもと変わらないレベルの浮腫み具合だった。普段からむくみ倒してるので通常運転笑。

 

 

午前中の面会。決められた時間にガラス越しでしか会えないのが辛い。それほど愛おしい。とは言いながらも、まだどこか夢を見てるような感覚で、本当にこんなかわいい子が私のお腹の中にいたの???ってなる。永遠にガラスに張り付いて見ていたい。

 

 

入院2日目 12:00 昼ご飯

出た!かぼちゃ汁!浮腫に効くとはいえ、これ苦手なんよな...。でもそんなことは言ってられない。少しでも早く回復するために、そして痩せるために、私は頑張って飲むぞ!と心に決めた。

 

 

15時頃、初の授乳コール!ビッグベビーとはいえ、想像してたよりも本当に小さくて、つぶれてしまわないか心配になるほど。抱っこするのも怖くて怖くて。看護師さんに教えてもらいながら初めて授乳した。力一杯吸い付く姿が本当にかわいくて愛おしさに溢れる。

だがしかし、吸わせ方も吸い方もまだまだ初心者でへたっぴな私達親子。私の乳首がさっそく悲鳴をあげた。母が日本から送ってくれてたピュアレーンに助けられる。

 

 

入院2日目 17:00 夜ご飯

ワカメスープ地獄はまだ始まったばかりだというのに、もう飽きた!味変したい!産後調理院というドラマの中で、ワカメスープにラーメンのスープの粉を入れるシーンがあったが、めっちゃ気持ちわかる!わかりすぎる!

 

 

19時頃  授乳コールを受け、授乳室へ。授乳の姿勢もまだまだぎこちないし、娘の吸う力は強いけどまだ深くくわえられなくて、結局乳首だけを吸うから激痛。でも自分が授乳してることに感動してるくらいには浮かれている笑。

 

 

授乳直後、夜の面会の時間だったので夫を電話で呼び出し新生児室まで来てもらった。看護師さんにげっぷをしてもらいながら、なんともいえない表情をしてる娘を見て夫婦ふたりで悶絶。あぁかわいい。ふにゃふにゃ。

 

 

入院2日目 20:00 夜食

前日同様、お粥と牛乳は夫の胃袋行き。ワカメスープは無理矢理流し込み、水キムチでお口直し。

 

 

22時頃、授乳コールを受け授乳室へ!母子共にまだまだ上手くできない。でもただひたすらかわいい。げっぷする時に縦抱きにも挑戦。正解がわからず苦戦。口を塞いでないか不安。結局顔を見ながらげっぷさせるのが安心だし癒し。

夜中の授乳コールは受けないことにした。しんどいし、休みたいし、何より大部屋なのでみんなの迷惑になるだろうし。

 

ちなみに私が入院してる部屋では、付き添いで泊まってるのはうちの夫だけだったため、ひとりの人が夫に電話番を頼んだ。なので私達が入院中は、電話がかかって来たら夫が全て電話に出て、「◯◯さん!電話です!」とか、「◯◯さん!授乳です!」とかアナウンスするのが地味におもしろかった笑。

 

 

入院3日目 7:00 朝ご飯

病院最後のご飯!モリモリといつも通り早食いで完食。大食いの私にはやっぱりこの量では足りない。でもなんだかんだまだプチ産後ハイなため、そこまでお腹もすかずでちょうどよかったかも。

 


9時頃に退院をして、9時半頃に診察を受けに産婦人科の階へ。そして10時頃に新生児室に行って、娘と一緒に調理院の階へ移動し入所した。

 

 

2泊3日の入院だったけれど、実質45時間ほどの入院生活。本当にあっという間で一瞬だった。この間ずっと夫が付き添ってくれていたので、本当に快適な入院生活だった。出産時の汚名返上笑、むしろプラス。

手続き関係はもちろん、食事は上げ膳据え膳で、私はただ食べるだけ。産褥パッドも替えてくれたり、痛み止め追加したいと言ったらすぐにナースステーションに言いに言ってくれたり。お水も頻繁に汲みに行ってくれて、私は退院する時まで浄水器の場所も知らなければ、食事後の食器を下げる場所も知らなかったほど。

本当にたくさん動いてくれて、サポートしてくれて、感謝感謝。これもまた、娘が将来妊娠出産をしたら話してあげたいなと思う^^

 

 

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