るもーめんと

--- 猫と海外暮らし in KOREA ---

【妊娠5か月】我が子のコチュ紛失とマタニティブルー

 

ついに5か月!待ちに待った安定期!自由が増えると思ってたのに、何が起こるかわからないのが妊婦生活。ここにきてまさかのマタニティブルーに陥る私。

 

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大きさはおよそ"キウイ1個分"の重さ。少しずつ重みが増してくるタップリの体重以上に増え続ける私の体重。

 

 

【妊娠16週】体重-1.2kg

4週間ぶりの検診。甲状腺の診察のためにまずは内科を受診し、月に一回の血液検査のために採血。病院来る度に血を抜きまくってる私。

 

そして産婦人科に行き、超音波でタップリの様子を確認。画面に映った瞬間、お尻が映し出され、先生がいきなり、「前回女の子って言ったよね?」と。

私はすかさず「いいえ、男の子って言われました」と答える。

その言葉を聞いて、「えっ!ちょっとゆっくり時間かけて見ていくね~。まぁ、へその緒が紛らわしく見えることもあるから」と言いながらじっくり確認していく先生。

 

いつものように、ここが目、鼻、口、心臓、胃、太もも...など説明してくれるけど、全然頭に入ってこない。

私の頭の中は、"まじか...。女の子か。まじか...。"それしかなくて。

 

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最後に、タップリが動くように咳をさせられて、またお尻からの角度を確認。少しもっこりしているが、明らかにコチュではない。さらに時間をかけて見ると、割れ目まで発見。

 

最終的に先生からは「90%の確率で女の子だね」と。タップリ、この1ヶ月の間にまさかのコチュ紛失笑。女の子って言われてて、実はついてたみたいなことは聞いたことがあるが、このパターンがあるとは!とにかくビックリ!

 

びっくりしすぎて頭真っ白の私は、「あ、そうですか」としか答えられず、最後にインフルエンザの予防接種を受けて終了。

 

今回は、奇形児検査の二次も行うとのこと。でも甲状腺の検査用に採血した分で一緒に検査できるからと、追加の採血はせず、その日の検診は終わった。結果はチュソクの連休があるから、3週間ほどかかると言われた。長い...。

 

 

この日の帰りは1ヶ月前とは全然違った。すごく複雑。先月希望通りの男の子だと聞いてからというもの、色んな想像や計画をしてしまってたため、すぐに切り替えることが正直できなかった。

一緒にしたいこと、着せたい服、遊び方を考えたり、名前も色々考えてたから、なかなか感情がついていかない。

 

もちろん、健康に産まれてくれたらどちらでもいいのは大前提なのだが、一度聞いた性別が希望通りでその後に変更になったので、ショックが大きかった。1ヶ月前に女の子と聞いてても、こんな感情にはならなかったはず。

そのショックというのは、"悲しい"ショックではなく、"衝撃"のショック。事実に心がついていかない状況。

 

学んだことは、早めに性別を聞くものではないということ。まぁ、私の場合はこちらから聞いたわけではなく先生が勝手に教えてくれただけなんだけども。

そして、希望の性別を強く願わない方がいいなぁとも思った。後からネットで見ると、強く願えば願うほど逆の性別ができる説もあるとか。

 

私の場合、正直切替えるに3日かかった。これが長いのか短いのか。いや、長いよな。改めて、色んなことを考えるいい機会にもなった。そういう時間を持つためのこの展開とさえ思う。

今となっては、女の子なことが楽しみで仕方ないくらいになっている。そして変わらず願うのは、"健康に、順調に、出産まで辿り着いてほしい" ただそれだけ。

 

 

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お客さんからチュソクのソンムルでワインをいただいた。飲めない時に限ってこういうものをいただく。そんなもんよね。何が辛いって、よりによって大好きなモスカートだということ。

 

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なので、気分だけでも味わいたい私は、マスカット味のミチョを購入。マスカットエイドの素を買おうかとも思ったが、酢にしたところがちょっと健康のことを考えてる感を出している笑。

ミチョはみかん味がいちばんだと思っているが、久しぶりに飲むマスカット味もなんだか新鮮でおいしかった。

 

 

せっかく安定期に入り、体調も安定してくると思ってたのに、ここにきて一気に精神状態がおかしくなる。生理前のPMSみたいな感じ。

普段の自分なら何も思わず聞き流せることにいちいちイライラしてしまったり、わけもわからずただ涙が流れてきたり、漠然とした不安と自信のなさから来る怖さに押し潰されそうになったり。

 

完全にマタニティブルー。調べると、PMSの症状が強めに出る人はなりやすいとか。

もう本当に何も考えたくないし、何もしたくない日々。食欲なくなったかと思えば急に暴食したり、全然眠れなくなったと思えば、一日中寝てる日もあった。

キラキラしたマタニティライフとは程遠い生活。なんだかお先真っ暗だった。

 

 

【妊娠17週】体重-0.3kg

ついに、妊娠前の体重にほぼ戻ってしまった。こんなに早く戻ってしまうとは...。食べても食べてもお腹がすく。

そして、つわり中全く受け付けなかった甘いものを欲するようになり、体重増加の加速が凄まじい。先が思いやられる...。

 

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マクドナルドではタイミングよく、チュロスが登場したり...。しかもチュロスだけでは済まされないのがデブ。ちゃっかりフィレオフィッシュもいただく。

 

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さらには、つわり中、想像しただけでオエッってなってた鶏肉を食べられるようになった。食べたくても食べられなかったサイバーガー。こんなにも早く、食べたいと思える日が来るとはね。

そして食べたいと思えた瞬間に食べてしまうあたりがデブ。今まで食べられなかった反動なのかなんなのか、週2で食べてしもたわ。

 

 

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結果に3週間かかると言われてた、奇形児検査の結果は1週間でメールで届いた。

同じ病院の人のブログを見てると、再検査がある場合はメールではなく電話がかかってくると知っていたので、メールな時点でちょっと安心。

 

でもブログで見てた文面よりもかなり長い文章で焦る。よく読むと、私の年齢上、羊水検査をお勧めするとのこと。あーびっくりした。

そういえば、前回の健診時に、35歳以上だからそういうお知らせも行くからねと看護師さんに言われてた。まさに、自分が高齢出産であることを再確認させられる瞬間である。

 

そしてその後すぐ、甲状腺ホルモン数値も前より良くなり正常だとメールが来た。でもまだ月一の血液検査は必要なよう。完全に安心はできないな。

何はともあれ、奇形児検査も甲状腺もクリアできてよかった。そして、韓国はやっぱりいつでもパリパリ精神だなぁと改めて実感笑。

 

 

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この頃から、お腹が結構出てきて、普通のレギンスのウエスト部分がきつくなり、マタニティレギンスを購入。

すっごく楽。もっと早く買えばよかったって思うくらい。なんなら妊娠してなくても履きたいくらい。黒とグレーを購入したけど、他の色も買おうかな。

 

 

マタニティブルーは、日替わり。気持ち的に大丈夫だけど、体がしんどかったり、体調めっちゃいいけど、なんだか落ち込んでる日があったり。

でもそれって、結局ココロとカラダは繋がってるから、良い方は悪い方へ引っ張られ、結局体調もメンタルもやられることになるっていう。

 

せっかく安定期に入ったのに!と悔しがりながら、安定期とは?やっぱり安定期なんてないよね...というところに着地する日々。

 

 

【妊娠18週】体重-0.3kg

妊娠前の体重を越えたくないという執念から、一応キープ。このままあと二週間キープして、毎月1キロ増までで抑えていきたいが... 難しそう~。

 

というのも、ここに来て今回の妊娠で初めての便秘に悩まされることになる。鉄分サプリを飲み始めてから、たまに2日に1回とかになってたりはしたけど、先日下痢になった後からなんと5日も出ない時があり、さすがに焦った。

これは人生初レベル。でも特にお腹の苦しさとかはなく、体重もそのまま。食べる量はかなり増えてるのにおかしな現象だ。

こんなに出なかったら、次出た時に痔になったりするというのをネットで見つけてしまったりして、恐怖しかなかった。こっわ。

 

そろそろプルーンジュースでも買ってみようかなと思った瞬間、久々の便意が!よかった~。

結局、痔にはならなかったけど、便秘と下痢の繰り返し。鉄剤を飲むのをやめようかなって思ったけど、やめたらやめたで違う悩みが出てきそうだし...。

鉄剤は出産まで飲まないといけないけど、大丈夫だろうかと不安になる。

 

 

そして、またまたこの週もマタニティブルーに悩まされる。もう勝手に涙が出てくる。生理前のPMSの比じゃない。

今の自分自身を自分なり分析してみた結果、どうやら私は出産に対しての不安よりも、産んでからちゃんと育てられるかということに不安があることに行き着いた。

 

とにかくこういう時は、いっぱい泣いて、ゆっくり休んで、誰かに話を聞いてもらうのがいいとネットで見て、母と2時間以上の長電話をして気持ちを落ち着かせ、友人とカフェでいっぱい喋って発散。

ほんと、周りの人にどれだけ支えられてるかを実感。いつもひとりで生きてる気分でいるけどとんだ間違いよ。

 

とことん落ち込んだら、あとは上がるだけ。気分が徐々に元に戻っていくのが自分でもわかった。ほんと、ホルモンのチカラってすごいな。左右されすぎ。

 

 

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胎動をたくさん感じるようになった18週。ついにハイべべを卒業。心拍を確認しなくても、胎動を感じて安心できるからというのはもちろん、心拍を聞こうとしても、たくさん動くから拾い辛くなった。

9週の頃から2~3日に1回確認し、11週からは毎日確認するのが習慣になっていた。毎日聞くことで、不安になることがなかったので、これは本当に買ってよかったアイテム。

 

そして、この週のある日。リビングでソファーに座っている時、夫とふたりで私のお腹に注目してみた。すると、グニョっと動き、初めて胎動を目視できた。

この初体験を夫と一緒に見れて嬉しかった。夫も一気に実感がわいたようだった。

 

 

【妊娠19週】体重+0.4kg

ついに妊娠前の体重を越えてしまった...。BMIもまたまた大台に返り咲いてしまった。トホホ...。

お腹が出てるのはもちろんだけど、腰まわりにもどんどん肉が...。着れる服もどんどんなくなってきたぞ。

 

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お腹もポッコリ出てきて、ただ太ってる人か妊婦かわからない感じになってきたので、ひとりで出かける時はマタニティマークをぶら下げることにした。

 

バスの中で、マークに気づいたアジョッシやアジュンマはすぐに窓の外に目をやり、見てないフリをするというのを実際に目の前で見てしまった。

席を譲って欲しくてつけてるわけではないので全然いいんだけど、やっぱりそうだよね...と思ってしまった。

 

とはいうものの、バスの運転手さんの運転の仕方によっては、立ってるのが本当に辛い時もある。

ちょっとヤバいなぁ…と思ってた時、20代くらいの若い女の子が席を譲ってくれた。素直に嬉しかった。

 

 

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コストコでお買い物。オートミールや雑穀米を買ったり、ついにプルーンジュースを手に入れたり。便秘解消をかなり意識した購入品の数々。

でもそんな感じではりきってお買い物した直後から、便秘が解消された。オートミールも雑穀米も全然減らない。

プルーンジュースに関しては、実はまだ開けてもいない。また再度便秘に悩まされた時のためのお守り化している笑。

 

なぜ急にこんなに快調な日々になったのか。原因を追求してみた結果、保健所で鉄剤をもらった時に一緒にもらった乳酸菌が効いてる模様。

買ってた乳酸菌を飲み終わり、もらったものに切り替えてからだということに気づいた。

粉タイプなんだけど、私が買ってたラクトフィットよりも酸っぱさがあって、実はすごくおいしい。大好きな日本のお菓子ヨーグレットの味。毎回10包くらい飲みたいけど我慢笑。



精神的な浮き沈みはなくなってきた19週。今度は胃痙攣に悩まされたりして焦ったが、胎動も定期的にちゃんと感じるし、ただ単に私の食事の仕方に問題アリかも。

子宮が大きくなり、胃が圧迫されてきているのにも関わらず、容赦なく増え続ける食欲。完全にバランスがおかしい。そら胃も悲鳴をあげるわ。

気をつけないといけない項目がまた増えた。日々変化していく自分の体についていくのが必死。

 

 

胎動を感じる機会はどんどん増え、お腹を触ってもわかるようになったので、夫も私のお腹に手をあてて胎動を感じることができるようになった。

不思議だね~って言いながら、穏やかな時間を過ごしている。

 

この1か月もマタニティブルーのせいで、つわりの時みたいに長く感じることがあったけど、なんとか抜け出せてよかった。

やっぱり何事も時間が解決してくれる。

 

 

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