【妊娠2か月】初診と早すぎる妊娠報告
検査薬漬けだった日々を終え、やっと病院に行ける!不安も少しあるけれど、ワクワクしてる気持ちの方が大きかった。
ただのマルだったタップリはこんな形に成長。大きさはおよそ"ゴマひとつぶ"の大きさ。ちっさ。かわいっ。
【妊娠4週】体重-2.2kg
食べられる量が減り、体重も減った。吐くほどではないけど気持ち悪さはあるという妊娠初期症状があるということと、体重が減ったことに対して、この頃はまだ喜ぶ余裕があった。
コプチャンが食べたくなり、コプチャン丼を食べた。普段こんなのペロリなのに完食できなくて、米は半分ほど夫行きになる生活が始まる。
食べられる時に食べられるものを。でもそれが難しい。さっきまで食べたいと思ってたものが、店の前まで来て、やっぱ無理ってなったり。でも大好きなスベクは比較的いつでも食べられて、月1で行ってたドドイに週1で通うようになったのもこの時から。
【妊娠5週】体重-1.7kg
ついに初診!過去2回の妊娠時は、6週を超えてから行っていたが、いつも胎嚢が小さめだったため、今回は早めに行って大きさを確認したいと思った。
病院は、2回目の妊娠の時に行ってた病院。先生もその時お世話になった先生のところへ。
いつもドキドキする初診だけど、今回はドーンと構えてる自分がいた。"どんな結果でも受け止められるよ!でもきっと大丈夫!週数通りの胎嚢が確認できるはずっ!"といった感じで。
すると.....
無事胎嚢確認。ちゃんと週数通り。ただただ安心。流産後からの妊娠時期にもいい時期だと言われた。
そして、前回は状態がよくないからと色んな初期検査を先送りにしたまま、結局受けることなく流産してしまったけど、今回は初期検査もすぐにしてもらえた。なんだかそれだけで嬉しかった。別世界。
次は2週間後!どうか無事心拍確認できますように!
妊娠確認書をもらい、国民幸福カードを新たにチャージしようとしたが、担当の人に相談したら、来年から支援金が60万ウォンから100万ウォンに増えるので、来年1月出産予定の人は今すぐ申請するけど、2月以降の人はみんな年明けに申請して100万ウォンもらう人がほとんどだと聞き悩んだ。
"年内にもしものことがあったら..."や、"このまま無事年を越せるだろうか..."などなど、お得意のネガティブ思考が邪魔しに来たのだ。
でも夫とも相談した結果、今回はきっと大丈夫!この子を信じよう!となり、年明けに申請することにした。ぶっちゃけ、40万ウォンの差は大きい。4万ウォンの差なら今すぐ申請やけども、40万ウォンて。ねぇ。まぁ、待つわなみんな。
初診は、夫についてきてもらったけど、次からは通院日を指定されるので、平日自分ひとりで行かなければならない。病院自体ひとりで行くことは、前回の通院で鍛えられたので大丈夫なのだが、問題はこれからどんどんキツくなっていくつわりの状態での通院。田舎のへんぴなところに住んでる私は、移動手段に困る。
でも、そんな私にも強い味方が!それは"ママコール"!
前回かなりお世話になったコレ。もちろん今回もたっぷりお世話になろうと思う。ママコールとは、私が住んでる釜山市の妊娠中・出産後1年未満のママのためのタクシー配車サービス。
月4回、割引限度額は月20,000ウォンという制限はあるが、運賃が最大65%引きでタクシーに乗れる。交通が不便なところに住んでる私にはとっても嬉しいサービス。田舎なので産婦人科が近くになく、もちろん病院までも遠いので、お得に乗れて大変助かっている。
ただ、タクシーの当たりはずれはある。これはママコールに関係ない話だけど、運転荒すぎたり、車内の臭いがキツすぎてつわりが悪化することも稀にあり笑。それはもう運やね。
ママコールの再申請も終え、これからどんどん使っていこーっと♪なんて思ってた矢先、病院からメールが。初診から2日後のことだった。
"検査をした結果、膣炎を起こしてるので、消毒治療をしに通院してください"と...。全然無症状なのに、検査してみないとわからないことってあるんだなぁと思いながらすぐ病院へ。
その日だけで終わると思いきや、まさかのその日から3日間連続通院しなければならないとのこと。しかも受付から支払いまで5分かかるかかからないくらいの治療。その5分のために何十分もかけて通院するのがただただ苦痛。
ママコールの月限度回数も一瞬で使い果たし、普通にタクシー乗ったらめっちゃ高く感じた。日本に比べたらかなり安いけど、もう感覚が麻痺してる笑。
【妊娠6週】体重-1.5kg
若干気持ち悪い胸焼けのような感覚がデフォルトになる。でも全く食べられないこともなく、普通に食べられる時には食べていた。でも食べすぎると吐き気に襲われるので、食べる量は自分の感覚で調節しながら過ごしていた。
そんな中、義姉からご飯のお誘いが。ここ最近何回か、当日に誘われることがあり連続で断っていた。「前もって言ってくれてたら行けるんだけどね」と夫と話してたところ、今回に限って3日前に誘われた。しかもなぜか私の好きな鰻を食べに行こう!と。
つわり中だし、妊婦は鰻を食べる量を気をつけないといけないし、迷いに迷ったが、立て続けに断ってることもあり、これからつわりももっとひどくなるだろうから今のうちに行っとこうということになった。
メンバーは、3番目の義姉、5番目の義姉夫婦、私達夫婦の5人。義母も参加予定だったが、遊びに行ってて来れず。
鰻のコースを予約してくれていて、席についてすぐ「飲み物はどうする?ビール?焼酎?」となり、「いや、実は今飲めなくて...」と答えると、すぐに「え!もしかして〜!」と秒でバレた。
そう。酒飲みは妊娠を隠すことができないのだ。
一瞬にして、お祝いモードになり、3番目の義姉に関しては泣いて喜んでくれた。去年の流産も知ってるから余計かもしれない。
とはいうものの、こちらとしては、前回のこともあるから、まだ心拍確認できてない状態での報告は避けたかったのが事実。なので夫が、「まだ心拍も確認できてないから、このことはまだ秘密にしててね」と言った。
でもそんなことが通用するはずがない。その日の夜には義母から電話があり、おめでとうと言われた。ありえへん。ありえなさすぎる!と思ったけど、どこかで"あ、やっぱりな"と思ってる自分もいた笑。
誰か1人に言った時点で、それはもう全員に言っているのと同じことなのだ。もうこれは当たり前のシステムで、ここでイライラしたり怒ったりしても、ただのエネルギーの無駄になるので、ひたすら"無"になるしかない。私はすでにそうする術を得ている。いいのか悪いのか汗。
やれやれって思いながら、ふぃる様のかわいい寝顔だけが癒しの日々。ストレスはよくないから、ただただ平穏に過ごそうと必死。
国民幸福カードの申請時期や、早すぎる妊娠報告であったり、タップリに無言のプレッシャーを与える状況になってしまったが、なんとかそのプレッシャーに打ち勝ってほしい。大丈夫。君ならきっと勝てるはず笑。信じてるで。
【妊娠7週】体重-1.3kg
2週間ぶりの検診。お腹が空くと気持ち悪くなる現象が追加され、行き帰りや病院内でも常に飴かグミを食べて乗り切る。
無事週数通り成長し、力強い心音も聞かせてくれたタップリ。本当に嬉しくて、愛おしくて、つわりも忘れるくらいとても幸せな気持ちにさせてくれた。
ところが、そんな幸せタイムも束の間...
先生から「まだ膣炎治ってないね〜消毒して膣錠入れておくから、また3日間消毒治療に来てね」と言われた。
そ...そんなぁ...。また毎日5分のための通院が始まった。妊娠中は膣の炎症を起こしやすいとはいえ、"おい!私の膣内よ!どうなってるんだ!"という、どこにもぶつけようのない怒りと共に、大人しく3日間通院した私なのだった。
頑張って通院しながらも、どんどんひどくなるつわり。ついに吐くようになった。気持ち悪くて食べられない状態で吐くから、吐けるものがなく、胃液を吐き、胃液がなくなると次は胆汁を吐き...。人生で初めて緑の液体を吐いたわ。つっらー。
ひどくなっていくつわりと戦う日々の中、ある朝目覚めて外を見てみたら、雨降る朝焼けの空に輝く綺麗な虹を発見した。しかもよく見たらダブルレインボー。
つわりや通院で疲れ切っていたけど、すっごくパワーをもらえた気がした。
"このまま色んなことがうまくいくよ!"とでも言われているかのようで、"よし!頑張ってつわりも乗り越えよう!"と思えた瞬間だった。
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