私の夫は"本家10人姉弟の末っ子長男"② -結婚のハードルの高さ-
以前書いた、私が人に話すと大変驚かれるこの件↓
10人兄弟なんて、テレビで特集される大家族番組でしか見たことないくらい馴染みがなかったけど、まさかこんな形で自分も加わることになるとはね。人生何が起こるかわからない。
「私、本家10人姉弟の末っ子長男と結婚するんだ〜」と韓国人の友人たちに話した時は、みんなに驚かれ、心配され、反対されたり、私なら無理だわと言われたり笑。
やっぱり韓国では、큰집(本家)というのはかなり嫌がられるようで、それに加えて姉が9人もいるとなると尚更なのだろう。
実際夫は過去に2回ほど、そのせいで彼女と結婚までたどり着けなかったこともあるそうで、とにかく相手方の親の反対が半端ないとか。
だからもう結婚は諦めて、ひとりで生きていこうと決めてたらしい。かわいそうな夫。
そんな中、いつも家族の集まり時には、みんなから「結婚はしないのか？誰かいい人はいないのか？」と質問攻めにあってて、めんどくさくなった夫は「本家の長男で姉が9人もいるところに誰が嫁に来るんだ。考えてみて。もしお姉ちゃん達の娘がそんな家に嫁ぎたいって言ったらどうする？絶対反対するでしょ？」と言ったらしい。
すると、誰も何も言えなくなり、その場は一瞬で静まりかえった。泣いてる義姉もいたとか。それからというもの、そういった話は一切されなくなったらしい。なんとも切ない話。
だもんで、結婚することになり私が初めて家族の集まりに行った時は、すごく歓迎してもらったことを覚えている。「アイゴー セサネー」という言葉が飛び交っていた。泣いて喜んでくれる義姉もいた。
それはもうまるで、嫁不足の田舎の村に嫁いだ女が歓迎されてるかのようだった。あぁ懐かしい笑。
私の韓国語能力が低すぎて、まだまだ意思疎通が難しいことも多々あるが、結婚した当初よりかはなんとなく雰囲気を掴めるようになってきた。ちゃんと言葉を理解できるように努力せんかいって話だが笑。
私が好きと言ったもの、美味しいと言ったものは、必ずと言っていいほど作ってくれたり買ってくれたり、食べに連れて行ってくれたりするし、それ綺麗ですね、かわいいですねと言ったものはくれたりする義姉たち。これは結構韓国あるあるなのだと思うけど、気軽に美味しいと言ったり、褒めたりすると大量にもらうっていうやつ。まさに。
今回の妊娠初期のつわりの頃は、「グレープフルーツが食べたいんだけど、なかなか売ってない」とポロッと口にしてしまったがために、大量にグレープフルーツをいただき、それを聞いた違う義姉からも大量にグレープフルーツをいただき、一時はグレープフルーツ屋さんができそうなレベルだった笑。本当にありがたい話。でも量笑笑。
今回のチュソクでは、義姉が買ってきてくれたシャインマスカットをモリモリ食べてた私。すると「るもはシャインマスカットが好きなんだねぇ。覚えておくね」と言われ、余ってる分を持たせてくれた。言葉で発さなくても、行動で読み取られるパターン笑。いつかシャインマスカットを大量にいただく日が来そうだ。
チュソク後の我が家は、果物が充実。普段果物をそんなに食べないから、こういう時に大量摂取。朝ごはんにフルーツが入ってると、なんだか写真を撮ってしまう。ただフルーツが入ってるというだけで、全く映えてないけどな。
ちなみにパンケーキは、前にTwitterで見かけたこのパンケーキミックスを初めて買ってみたんだけど、うわさ通りおいしい！確か1,980ウォンでコスパも最高！これはリピ決定^^
ちょっと話それたけど、そんな私の義家族イヤギもたまには残していこうかなと。でもこんなに人数がいるのに誰からも干渉されないため、あまりネタはないけども笑。
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